畑を宅地として家を建築するメリット・デメリット

建築ログ
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私の家は、畑だった土地を宅地造成して家を建てました。

今回は、畑の土地に家を建てることで起こった、メリットとデメリットをご紹介します。

デメリットのほとんどが金額なので、それをクリアできるのであれば安全面が増えるのでお勧めできます。

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畑を宅地にするメリット

地中埋設物が出てくる可能性が低い

地中埋設物とは、以前に建っていた建物の残骸やごみなどが地面に埋まってしまい、残っていることです。

ずっと畑であるということは、古い建物を取り壊したこともおそらくないため、

地中からそういったものが出る可能性は少ないでしょう。

基礎が高くなるため、道路から浸水しにくい

元々が畑の場合、道路の高さより畑の土の高さは高いです

そのため、道路よりも少し高い位置に家の基礎を作ることになります。

その結果、家の床の高さは道路から見て結構高くなるため、

大雨により河川が氾濫したとしても、家の中まで被害がでない可能性が高まります。

畑を宅地にするデメリット

デメリットはほとんどが金額面です。

残土処理が多くなる

もし地面の高さを道路と同じ高さに合わせたい場合、畑の分の土を取り除かないといけません

土は意外とすぐに2トントラック満タンになります。

残土処理の費用はトラックの使用回数に比例するようなので、あまりに多いと膨れ上がっていきます。

地盤改良が必要になる可能性が高くなる

建物を建てる前に、地盤調査を行って地盤改良が必要かどうかを判断することが多いです。

我が家はタマホームですが、必ず行うそうです。

監督によると、地盤改良を行うのは表面から1mくらいの部分が固いかどうかを調べるそうです。

畑だった場合はどう考えてもその1mは柔らかいので、地盤改良は必要となるでしょう。

我が家は120万円でした。

また、もしもその下の土地も柔らかかったら、もっと広域の地盤改良が必要になります。

それはどうなるかは実際の地盤調査をしてみないとわからないですが、恐ろしいですね。

ポーチ階段が必要

今の家は、玄関に入るために基礎の分が高くなっているため、2段程度は階段があります。

その2段分はハウスメーカーが標準で作っていて、基礎工事とともに行うことがほとんどです。

しかし、その高さは基礎を建てた位置からとなります。

すなわち、基礎の位置が高い場合は道路からそこまでの階段が別途必要になるということです。

階段のつくりとしては、ポーチと同じ素材で作ると綺麗ですが、

タイルで作ることになると非常に高額です。

化粧ブロックで作って安くできるパターンもあります。

また、階段が増えることで、バリアフリー化をしづらくもなりますね。

まとめ

畑だった土地に家を建てるメリット

・地中埋設物が出てくる可能性が低い
・基礎が高くなるため、道路から浸水しにくい

畑だった土地に家を建てるデメリット

・残土処理が多くなる
・地盤改良が必要になる可能性が高くなる
・ポーチ階段が必要


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